実際、手持ちがある人ならともかく、現金や資産のない一般人が時間を使わずに、生活可能なレベルの定期的な収入を得る方法はほとんど唯一これしかないと思います。不動産が株やその他の運用と異なる点は、借金をしてそれを運用するという点です。
資本に関する話になりますが、「お金(資産)がお金を生む」ということの意味は、資産というものには価値があり、それに対して人はお金を払うということです。だからお金持ち(資産家)は何もしないで生きていけるのです。ですので、自己資金で始めなくてはならない株、外貨、預金、その他資産運用は資産を持っている人がその資産に稼がせるということなのです。
一方、不動産投資は金融機関からその物件の分だけ借り入れを起こします。つまり借金です。ここだけでも多くの人は抵抗があると思いますが、この借りたお金を運用するのです。ここに何も持たない一般人が資産家になるためのキモがあります。
日常、必要があれば会社をサボって登記簿を取りに行ったり、飲み会をキャンセルしてまで物件情報をもらいに行ったりと、意外にいろんな犠牲を払っているなぁと感じました。最初は小遣いの足しになればいいなと思った程度で、不動産投資で生活不安の解消や金持ちになろうとかいう気持ちは全くなかったです。
数年かけていくつか物件を買い足していき、無駄な出費もたくさんしましたし、時間的な犠牲もだいぶ払ってきましたし、余計な気苦労もたくさんしてきたと思います。なんでそんなに頑張って不動産投資街道まっしぐらになってしまったのか、なんとなくわからなくなってきてしまいました。
大したモチベーションでもなかった割には、がむしゃらに買い足し続けてきてしまったので、そろそろ一度、資産の整理でもするかと思っているところです。物件を絞ってゆっくりと成長して行く方が副業としては良いのかもと少し思ったところです。
その中で面白い考え方だと思ったのが、物件と結婚しなさいという考え方でした。その先輩は女性で既におばあちゃんなのですが、いろいろとかわいがってもらいました。なぜその女性がアパート投資に精を出すのか聞いてみたところ、彼女のお母さんに言われたことが、「男は裏切るが、アパートは裏切らない。ひとりでも子供をしっかり育てられるようにアパートと結婚するつもりで物件を持ちなさい」といわれたことがきっかけだったということです。
あまりこういうことは言いたくないのですが、彼女いわく、「例えば株であれば相場を知らなくてはいけないし、経営であれば人を動かせなくてはいけない。学歴もない女性である私にはバカでもできるアパート経営しかないのよ」とのことでした。バカでもできるというほど甘いものではないと思いますが、確かに不動産は経営などに比べればはるかに手間もかからず運営できるとは思います。私もサラリーマンとしてウィークデーはほとんど不動産投資に関することはできませんが、しっかりと収益はあげています。
また、中国の一部地域では、「マイホームなんてとんでもない。そんな金があれば物件を買って人に貸す」という考え方もあるそうです。物件を買って、人に貸し、自分は安い賃貸に住むことで、より多くの資産を増やしていくのが常識だそうです。そういえばある不動産屋さんにも、私が始めて買った自宅用のマンションの話をしたら「そんなお金があれば月30万円の収入になるよ。自分は普通の賃貸に住んで、その資産を人に貸すんだ。」と言われた記憶があります。
経験のある人と話すと、本当にためになるなぁと感じました。そういう先輩たちの教えを受け、ますます投資に力を入れていきたいと思います。





